2017年5月23日火曜日

「第60回通常総代会」を開催

第60回通常総代会を開催
―全議案を承認


平成29年5月22日㈪午後1時より「第60回通常総代会」「第2回理事会」を全理連ビル9階において開催し、平成28年度事業報告・決算報告、平成29年度事業計画案及び予算案などを慎重審議し、原案どおり承認された。閉会午後3時45分。

定刻午後1時、開会に先立ち、東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課長・木村秀嘉氏、日本政策金融公庫国民生活事業東京地区総括・山田康二氏より挨拶があったあと、佐々木恵子副理事長、稲葉孝博教育部長、荒井伸司文化企画部長により「E・tocoフライトコンパス21」の概要が説明された。

佐々木恵子副理事長の開会のことばに続き、飛田理事長は平素の組合運営における謝辞を述べながら「冒頭で紹介させていただいたE・tocoフライトコンパス21は、働き方改革・意識改革・価値改革の3つのキーワードから成っている。今後どのような業界にしていくのか、また、これらの提案をどう展開していくのか、組合員の皆様とともに議論していきたい」と所信が述べられた。
続いて、正副議長選任で、議長に金子邦夫氏(みなと)、副議長に吉田之彦氏(足立)が選出され、金子議長より総代総数107名、出席104名、委任状3名、合計107名で定款45条の規定により、定足数に達したことが報告され、第60回通常総代会の開会が宣せられた。


第1号議案
平成28年度事業報告承認の件

事前送付資料に基づいて審議に入った。新ビジョン策定推進、組織強化の推進、ブロック協議会の活性化などの執行概要が報告されたあと、各担当部長、事務局より各部門の事業報告が述べられ、質疑応答のあと承認された。

第2号議案
平成28年度決算報告承認の件

第3号議案
平成28年度共助会決算報告承認の件

両議案が笹原和之経理部長、事務局により提案された後、松原健治(杉並)、松永巳喜男(中央)両監事より「平成28年度の会計監査及び付随する業務の監査を行ったが、適法・適正であった」と監査報告が行われ、決算報告が承認された。

第4号議案
平成29年度事業計画案承認の件

理事長より、以下のとおり基本方針が述べられたあと、各部門の事業計画が担当部長、事務局より提案され、質疑応答のあと、29年度事業計画が承認された。

基本方針
昨年11月18日に本組合では「世界一安全な都市、東京を実現するために、本組合の防犯活動を通じて、都民の防犯意識の高揚と自主的な防犯活動の推進を図ること」を目的に、主に『防犯活動への協力』『地域安全情報等の提供』『子供の安全を守る活動の推進(こども110番の店)』『防犯広報活動の推進(振り込め詐欺被害防止アドバイザーとして訪問理容時等に防犯広報活動を推進)』の4つの内容からなる「防犯活動に関する覚書」を警視庁と提携した。これは正しく「コンプライアンスを重視し、子供から大人まで老若男女が住み慣れた街で安心して生活できる福祉社会の構築に向け、人々により密着した組織運営を目指す」という本組合の基本理念そのものといえる。本年は他者から“ひとことかけてもらったことを忘れずに感謝する”という『一言芳恩』を大切にし、子供たちへのお声掛け、高齢者へのお声掛け、困った方への心遣い、地域と共に歩む組合サロンだから出来ることを実践していく。きっとこれまで以上に組合の「質(社会的評価)」を高め、組合員一人一人が“地域の中で地域と共に生き、そして成長していくこと”を実感出来るはずである。
また、一昨年に閣議決定された規制改革実施計画を受け、規制緩和の一連の流れの中においては“規制改革をビジネスチャンス”として「新Tokyoケア理容師」制度の更なる充実に努めていく。“安心・安全・確かな技術”を持つ組合サロンが行うことこそが“ふさわしい”ということを実践すべく出張理容に関する提案並びに講習展開を図っていく。
本年は国民生活の安全・安心で豊かな暮らしづくりを目的とする生衛法制定60年にもあたり、この記念すべき平成29年度の東京都理容生活衛生同業組合事業計画は、昨年度に引き続き本組合の特質を活かした「Tokyo Riyo Way“東京らしさ”」を前面に掲げ、諸先輩方が築いてきたこの素晴らしい業をより進化させ、そして未来を担う若者たちへ夢と希望ある業界を継承するため、「理容家族の和」を図りながら共に諸施策を積極的に実行推進するものとする。

第5号議案
平成29年度予算案承認の件

笹原経理部長、事務局より標記予算案が提案され、質疑応答のあと、平成29年度予算案が承認された。

第6号議案
東京理容専修学校にかかる件

中村雄参与より、日ごろの学校運営に対する謝辞と今後の生徒募集の協力願い、学校運営の現況が説明された。

第7号議案
定款一部改正の件

 生衛組合の総代定数については、生衛法49条3「総代の定数は、その選挙又は選任の時における組合員の総数の十分の一(組合員数が千人を超える組合にあつては百人)を下つてはならない」と規定されているが、来年度の改選期においては、近年の組合員の減少事情により現行定款で定める各支部への総代の割当基準では、生衛法で規定された定数の下限100名を下ることが見込まれる。よって、総代定数の確保を図るため、総代の割当基準を見直し、次のとおり定款を改正することが提案され了承された。


改正案現行
(総代の数) 第三十三条 総代の定数は、100人以上125人までとし、各支部ごとにその所属組合員数に応じて、32人ごとに一人の割合により、割り当てるものとする。ただし、32人以下の支部については、一人を割り当てるものとする。
(総代の数) 第三十三条 総代の定数は、100人以上125人までとし、各支部ごとにその所属組合員数に応じて、37人ごとに一人の割合により、割り当てるものとする。ただし、37人以下の支部については、一人を割り当てるものとする。

第8号議案
役員[監事・理事(補欠)]選任の件

松原監事の任期満了に伴い、定款第50条に基づくブロック推薦と輪番制の申し合わせにより、城南ブロック・世田谷支部の江成英治氏が推薦され承認された。
また、文京保健所区域理事に太田良明氏、多摩府中北保健所区域理事に福﨑昭生氏が推薦され承認された。

挨拶する飛田英雄理事長
総代