理容師だから出来る社会貢献活動
使用済カラー剤チューブから車いすの寄贈へ
~2020東京五輪パラリンピックに向けて~
使用済カラー剤チューブから車いすの寄贈へ
~2020東京五輪パラリンピックに向けて~
「“集めよう、カラー剤チューブのチカラ” プロジェクト」
石井賢一さんが代表を務めるBBリサイクル推進会では、理容サロンで使い終わった使用済カラー剤チューブから社会貢献活動に役に立てるための推進をしている。
この活動を始めたきっかけは、石井さんが訪問理容をしている際、「車いすが足りない」という話を聞いたことから始まる。理容師として何かできないか、という思いから始めたのが、“使用済カラー剤チューブを買い取ってもらい、その資源で車いすを購入する”標記プロジェクトである。
平成27年1月にスタートし、SNSなどから輪が大きく広がり、いまでは全国の約300もの理美容サロン等の協力がある。これまでに集まったカラー剤チューブの総重量数2.5トン、介護施設や病院等へ12台もの車いすを寄贈しており、協力いただいた全国の同業者より「このような活動があることが嬉しい」「今後も参加したい」との多くの声をいただいている。
29年9月、12台目となる車いすを寄贈 |
(左)石井賢一氏 |
誰もが参加できる運動です!ぜひご協力ください。
カラー剤チューブ 寄付の仕方
1. 中身の残ったものは回収できません。
2. キャップを外し、キャップはチューブとは別の袋に入れて一緒に送ってください。
3. 袋にまとめてください。
4. ダンボールに入れて送ってください(送料はご負担ください)。
(お問い合わせ・お送り先)
「“集めよう、カラー剤チューブのチカラ”プロジェクト」事務局
「BBリサイクル推進会」石井賢一
〒181-0012東京都三鷹市上連雀6-8-10
Email berbar.ken1974@ezweb.ne.jp
↓詳細はこちらをご参照ください。
https://bbrecycle.jimdo.com/
「カラーチューブリサイクル-bbrecycle ページ!」
八王子支部では、支部独自で同事業を実施
八王子支部では、串田隆さん、林浩明さんを中心に、支部独自で2年前からこの社会貢献事業を行っており、平成29年11月14日㈫、八王子市社会福祉協議会へ車いす1台を寄贈した。
「金属買取業者を探すところから行わなければいけないため、課題も多々ありますが、我々の身近な商材がゴミではなく車いすになることにやりがいを感じています。車いす寄贈のお知らせをすると、多くの方に喜んでいただけて、それもまた励みになりました。地元の施設に寄贈できることが、支部事業だからこその醍醐味ですね。当事業に取り組むにあたり、寺田支部長に快く了承していただけたことに感謝しています」と串田さんと林さん。SNSを活用し、林さんのサロンには八王子支部外からもカラー剤チューブが届いている。
今後の課題は、「意識の統一」とのこと。「皆さんのご協力が無ければ、この事業は為し得ません。理容師だから出来る社会貢献事業として、一致団結して努めていきたいです」
(右から)八王子市社会協議会、寺田順一八王子支部長、串田隆氏、林浩明氏 |
支部事業として社会貢献をしませんか
八王子支部のように、支部事業として、カラー剤チューブのリサイクル活動をしませんか。
その際、担当者が負担にならないよう、交通費を支部負担にするなり予算立てをするところから始めなければ長く続けることはできません。
担当者のボランティアにならないよう工面しながら、支部で同じ目的を持って、皆さんで社会貢献をしていきましょう。
「“集めよう、カラー剤チューブのチカラ”プロジェクト」これまでご協力いただいた支部一覧
江戸川支部、江東支部、城東ブロック、渋谷支部、世田谷支部、台東支部、大田支部、北支部、練馬支部